先日、現在、象の鼻テラスで行なっているイベント「SLOW LABEL THE FACTORY」のオープニングに行って来ました。「SLOW LABEL」は、全て一点モノの手づくり雑貨ブランドで、「横浜ランデヴープロジェクト」という象の鼻テラスを拠点とした横浜市内の障害者施設や企業と国内外で活躍するアーティストをつなげ、特色を活かしたものづくりとその新しい仕組みから誕生しています。「SLOW LABEL THE FACTORY」は、その製作過程を体験できる工房型のイベントです。
会場は、on design が手掛けています。リニアに並ぶテーブルは、向上のレーンを連想させる雰囲気になっています。それぞれのテーブルで、お仕事を体験し獲得したスローマネーで紅茶が飲めるという仕組みになっています。
我々も「MIZUTAMARI」という多用途マットの制作を体験してみました。この商品は、曽谷朝絵さんというアーティストのデザインで、サンダルの底敷きに利用する軽く柔らかなEVAという素材を使って水たまりのようなマットをつくるというものです。使用しているEVAは、うまく色が混ざらなくサンダルとしては商品ベースとしてのらなかったものを再利用して使っています。そのため、どの柄も一点ものですし、象る人の個性によって模様に違いがでます。クッキーをつくるみたいに既存の金型の上にマットを引きその上から棒をまわして象っていく面白い作業です。
ここに参加しているアーティストが商品を考えるとき、作り手の個性が何らかの形で反映できるようになっているところが、とても新鮮でした。
by design unit BO5 : http://www.booooo.jp/
0 件のコメント:
コメントを投稿