design unit BO5

studio BO5 一級建築士事務所の建築、デザイン、住まいなど日々思ったことを綴ったブログです。
建築設計などのご相談は、e-mail: bo5@live.jpよりご連絡下さい。HP : http://www.booooo.jp

2011年8月30日火曜日

ものづくりワークショップ「親子でつくる小さなイエ」

試行錯誤・・・
8月28日(日)「黄金町バザール2011」にてものづくりワークショップ「親子でつくる小さなイエ」を開催しました。ご参加頂いた方々、ありがとうございます。

イエのカタチはイロイロ
ワークショップはダンボールの板と結束バンドというとてもシンプルな素材でつくるイエを考えてもらいました。子供や大人の独創的なアイディアでどれひとつとして同じイエはなく思った以上に色々なカタチができました。
また、お友達と協力して大きなイエも完成しました。

最初は・・・
どんなカタチで繋げたらいいのか、どう組み合わせたらイエのカタチになるのか
大人も子供も「う~ん」と悩んでいましたが、コツを掴んだらあっという間。
子供達はイエを介してあっという間に仲良しに。
お友達のイエに遊びにいったり、自分のイエにお友達を呼んだり。
子供のパワーはすごい。元気をもらいました。

このものづくりワークショップは以下の日程で第2回目を行う予定です。ご興味のある方是非、ご参加下さい。
第2回ものづくりワークショップ「親子でつくる小さなイエ」10月2日(日)13:00~高架下スタジオにて開催!!
お申し込み・詳細はこちらから→http://www.booooo.jp/

design unit BO5: http://www.booooo.jp/

2011年8月23日火曜日

住まいづくりワークショップ「価値観の違いが楽しい!?住まい」

8月21日(日)「黄金町バザール2011」のイベントにて住まいづくりワークショップ「価値観の違いが楽しい!?住まい」を開催しました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございます。夫婦、家族、友達等でご参加頂きました。少人数でアットホームになりました。


価値観グラフ/日常の行為
例えば、料理をする、寝る、ストレッチをする、ぼっーとするなど何気なく行っている行為を好き-嫌い×時間/長い-短いというマトリックスの中にプロットしてもらいました。
不思議と嫌いな行為よりも好きな行為の方が多いのが特徴でした。同じ行為でもカップルは好きの度合いが違ったり、時間が異なったりお互い日常の行為の中でどんな行為を大切にしているかということを確かめることができます。

空間グラフ/日常の行為を空間に置き換える!?
次に、この行為をどんな空間で行いたいかということを明るい-暗い×空間/大きい-小さいのマトリックスの中にプロットしてもらいました。価値観としては、異なる位置にあっても空間グラフでは同じような空間で行いたいと思っていたり、必ずしも価値観と空間の傾向が一致していない所が面白かったです。





プロットをしてみて・・・
こうして皆さんにプロットしてもらうと、日常の行っている行為というのはnLDKという表現では表せない行為も沢山あるように感じられました。それは、同時に色々な「住まいのカタチ」があることを意味しています。この作業を通して参加者の皆さんが、それぞれのライフスタイルを大切にした自由な住まいづくりのきっかけになればと思います。


住まいのカタチ
また、ワークショップでは、自由な発想で設計された住まいの事例についてもご紹介します。共有のライブラリーをもった住まい、オトの家、水廻りが開かれた家等々・・・。常識にとらわれない住まいの事例からもう一度、価値感グラフや空間グラフに戻ってみると何かヒントを得られるかもしれません。







第2回 住まいづくりワークショップ「価値観の違いが楽しい!?住まい」
10月23日(日)13:00~ 高架下新スタジオにて
ご興味のある方、ご応募お待ちしております。申し込みはこちらから→http://www.booooo.jp/

by design unit BO5:http://www.booooo.jp/

2011年8月16日火曜日

黄金町バザールワークショップ「価値観の違いが楽しい!?住まい」参加者募集中

開催中の横浜トリエンナーレ特別連携プログラム・黄金町バザールの企画として、今度の日曜日(21日13:00〜)開催予定:住まいづくりワークショップ「価値観の違いが楽しい!?住まい」の参加者を募集しています。申し込みはコチラから→http://www.booooo.jp/(当日参加もOKです。)

「価値観の違いが楽しい!?住まい」ってなんだろうと思うかもしれませんが、BO5では設計をするときに住まう人の価値観を拾って空間に置き換えるように努めています。私たちの設計は家族の価値観がどこにあるのかを探るところから始まります。このワークショップでは、そうした私たちの設計作業を一緒に体験してもらおうと言う企画です。

具体的には夫婦またはカップルで別々に時間軸と好き嫌い軸が書かれた価値観グラフを作成してもらい、それをもとディスカッションを行います。ふたりの価値観の違いがどう出るかが楽しみです。そのままではケンカの種になりかねないので、仲良くふたりで空間グラフを作成してもらおうと考えています。私たちもどんな空間グラフが出来るのか楽しみです。

こうして出来たものは普段我々が耳にしている「何LDK」という住まいを表す記号とは全く違う次元のものになります。私たちは「何LDK」という画一化された言葉が自由な住まいづくりの弊害になっていると思っています。このワークショップはそうした「何LDK」に変わる住まいづくりのひとつの方法になればと思っています。

家づくりやリノベーションをお考えの人はもちろん、それ以外の人にも住まいのしつらえのヒントになると思いますので、ご興味があるかたは是非参加してください。

※10月23日に第2回目開催予定。

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2011年8月8日月曜日

黄金町バザール2011「インフォメーションブース」

横浜トリエンナーレ特別連携プログラム「黄金町バザール2011」のインフォメーションブースが完成しました。ここでは、バザール期間中のチケット販売やその他イベントのインフォメーション情報を掲載するほか、黄金町地域の店から出店された「地域ブランドショップ」や有志の大学生・大学院生がリサーチを行いその情報を映像やテキストでアーカーブしたウェブマップ「コガネチョウ・クロニクル」、地元商店の店主・谷口安利氏が描いた「黄金町の現在の風景画」の展示があります。

このブースは、誰もが手にしたことのある割り箸を約3000本、使って「割り箸ウォール」をつくり会場を構成しました。決して大きなスペースではない中でいくつかのコンテンツを取り込まなければならない状況において、「割り箸ウォール」は緩やかに空間を仕切りながら展示壁面としての役割を持っています。

また、今回は自分たちやサポーターの人と共に制作を行いました。地域サポーターの方、黄金町マネイジメントエリアのスッタッフブログを見て参加して下さった方、製作中、興味を持って参加して下さった方等、様々な方の協力を得て無事完成しました。ありがとうございました。

黄金町バザール2011にご来場の際は、是非ご覧下さい。
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