チェンタ・ユーさんの作品。床に描かれたキーワード |
2月12日(日)-2月26日まで黄金町エリアマネイジメントセンター主催の「リビングルーム~プライベートとパブリックが出会う場所」という展覧会を黄金町にあるsite A Galleyと八幡館で開催しています。海外を含めた4組のアーティストが「リビングルーム」をテーマに作品をつくるというもので、詳しくは、以下のホームページ。http://www.koganecho.net/event_exhibition/2012/02/Event-Exhibition-448.html
2月12日はオープニングということで、早速、展覧会に行ってきました。それぞれが、異なる視点から「リビングルーム」を表現していて面白かったです。中でも、興味を引いたのは、チェンタ・ユーさんの作品。地域の人々から「リビングルーム」について思い浮かべることをリサーチし、その内容をビデオや空間の中に表現したものでした。左の写真は、インタビューしたそれぞれ人が、「リビングルーム」について連想したキーワードです。
フラットな自分、ひなたぼっこ、ひとつになれる
すっぽんぽん、くつろげる、お茶......等々
それをビデオ・アートでは作家のチェンタ・ユーさんが円卓の前に座り、ぎこちない日本語で復唱するのが、クスっと笑えます。抽出された言葉は、思った以上に多く私自身あまり想像していなかった行為もいくつかあって興味深かったです。メディアを通してみるリビング像は単一化されているが、リビングには多くの行為が内包される場所であり、それぞれの家族が何を優先するかによって、その家族の在り方や住まい方も多様であるということを改めて考えさせられる作品でした。
by design unit BO5 : http://www.booooo.jp/
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